「新年のご挨拶」と「昨年の求人についての振り返り」

 求人の話
新型コロナが5類に移行した影響か、求人サイトから減ったり消えたりしていた職種が随分復活した感がありました。

 求人の話
在宅勤務可の募集については、正社員求人の一部で縮小傾向も見られましたが、アルバイト・パートは逆に増加していたかもしれません。
特に目立ったのはタウンワークです。
リモート・在宅勤務可能な求人がかなり増加しました。

 求人の話
面接から就業まで在宅で可能な正真正銘フルリモートの求人を、目にする機会が多くなりました。
かつては首都圏の常駐がメインだったフリーランスのエージェントサイトでも、その手の案件が増え、地方在住者にも門戸が開かれつつあります。

 求人の話（派遣）
国内の平均年収は30年前から横ばいらしいですが、東京の派遣の時給は上がる一方（地方はほとんど見ていないので不明）、昨年は特にその傾向を顕著に感じました。
（個人的な体感では）1400円以上が増加し、事務でも2000円を超える仕事が出てきてびっくり！

 求人の話（派遣）
（これは昨年以前から見られる傾向ですが）正社員と同等以上のスキルや経験を求めるもの、複数の異業務を一人でこなすマルチタスクなものが散見されました。
従来ならば、正社員として雇用していたものを派遣社員に挿げ替えているという印象は免れません。

案件の話（Twitter/X）
主にWebライターと動画編集の案件をチェックしていますが、昨年はWebライターの募集数が減少傾向にあったように感じます。
（Webライターの方たちが異口同音にそうツイートされているのを見かけましたので、事実なのでしょう。）
動画編集のほうは、低報酬が目立ちました。高単価などを謳った偽情報で釣り、個人情報を奪う詐欺も結構交じっていたとか。
Xで案件を探されている方は、本年もどうぞご注意を。

 Google検索の話
数年前からGoogle検索が多くのサイトを検索結果から排除していますが、コーポレートサイトも容赦なく淘汰している様子です。
ハロワカ？でご紹介するため、フリーランスなどの求人情報を掲載している企業サイトを検索しても、唖然とするほど少数しかヒットしません。
（他の検索エンジンも、網目が大きかったり使いにくかったり…。）
「もし今、このブログを一から作り直したら、3分の1～半分程度のボリュームになるんじゃないか。ざくざく拾えた時代から、こつこつ作り上げてきてよかった」と思えた1年でした。
ただ、個人サイトに対する向かい風も強くなり、当方も吹き飛ばされつつあるため、必要とされている方に情報が届いていない懸念があります。
これについては、今年の課題となるかもしれません。